「小説新潮」(平成6~10年)夏と冬の特集掲載をまとめた時代小説舞台となった場所を、文中主人公ミヤベが実際に歩いて旅するエッセイ本。あるときは赤穂浪士のたどった道、またあるときは箱根越え、お伊勢参りに罪人引廻し、島流しルートも。暑さにも寒さにも原稿締切にも病にも負けず、ミヤベ一行の平成の珍道中記。つかれたら「早籠=タクシー」徒歩旅にはNGです。時代劇の基本用語?の説明・雑誌掲載の世相等、もうちょっぴり懐かしさも…。みゆきさんの履歴(深川住民)・意外と苦手な物とか、我侭が通る新潮社での紀行文企画。
画像がないので文庫版で登録してます、借りたのは平成10年6月の初版、紀行書に分類され本の存在に気づかず。《赤穂浪士の討ち入り後の引き上げコース》から、《毒婦みゆきのはりつけ獄門市中引き回しコース》《毒婦みゆきの引き回し逃亡旧東海道箱根コース》《八丈島流し》最後は買い物・グルメ日記。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
宮部みゆき
- 感想投稿日 : 2013年5月11日
- 読了日 : 2013年5月11日
- 本棚登録日 : 2013年5月11日
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