競争の番人 内偵の王子

著者 :
  • 講談社 (2022年8月31日発売)
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本棚登録 : 1206
感想 : 154
4

帆立さんの本、6冊目(おお~っ!)
競争の番人の続編「内偵の王子」だ。
主人公の白熊 楓は、九州の地方事務所
へ赴任した。
(帆立さんは、主人公の名字を“白熊”なんて名にしたのは何故?)
(珍し過ぎる!、前作から思っていたことだけど・・・・)


九州地方事務所、ここには東京の小勝負
務とは正反対の男がいた。
常盤 恭太郞、ひと癖もふた癖もある男
だった。が、仕事はできて、優しい男
だった。


競業事業者同士で話し合い、商品の値段
生産量等を調整するカルテル。
今回は、繊維業界のカルテル。
白熊は、小さい呉服店の案件を受け持っていた。調査が進まず成果なし、案件も小さい。白熊は葛藤していた。
東京にいた時のような、やりがいを求めていた。

繊維業界の案件は、どうやら暴力団が
関わっている!(繊維だからといって、
後ろで糸を引いていたと?)
そして東京の白熊のいたチームが、応援に来て、合同捜査になった。

東京の小勝負、九州の常盤がここで
火花の散る握手を交わす!
(お~っコワ!、確か小勝負は言って
いたっけ・・・変な男に引っかかるなよ)
白熊は引っかかりそう・・・・?

繊維業界の案件が片付き、白熊の未来も
明るい日差しが射して来たように思う。
・・・・帆立さん、第3弾を執く気なんて
ありませんよね。
公正取引委員会ものは、レビューに
苦労しているのです(^^;
この終わり方だと、執けないことはない
と思うのですが、まさかね!

2022、11、12 読了

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年11月13日
読了日 : 2022年11月12日
本棚登録日 : 2022年11月12日

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コメント 4件

ポプラ並木さんのコメント
2022/11/14

アールグレイさん、おはよう。新川帆立さんすでに6冊ですか!自分は恐ろしい位の待ち人数でまだ1冊も読めていません。公正取引委員会、暴力団、カルテル。面白そうな内容だね。読んでみたいです!

アールグレイさんのコメント
2022/11/14

こんにちは(^_^)/ポプラさん

コメントをありがとう!
帆立さんの本、残念ながら好きという訳ではないのです。
興味本位で読み始めたら、ここまで読んだのだから発刊されている本は全部読んでやろう!
そんな感じでした。
ポプラさんにとっては、公取委カルテルなんて、ちょろいもの、ではないでしょうか?
図書館本がお邪魔虫で、読みたい本がなかなか読めませ~ん
(×_×)

ポプラ並木さんのコメント
2022/11/15

アールグレイさん、なんだか脅迫的に読んでいる感じ?でも6冊も読むということは楽しいんだろうな?☆4つだし。帆立さんの本は本気で回ってこない。困ります。。。

アールグレイさんのコメント
2022/11/15

ポプラさん★
帆立さんの本って、私が思うには刑事ものの形が少し変わった感じかな?と、捉えています。今回の本でも、前回も殺人事件は起きるのです。
でも、公正取引委員会の仕組みって難しい!
ポプラさんはきっと、ちょろいんだろうな~
(゙ε゙@)

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