帆立さんの本、6冊目(おお~っ!)
競争の番人の続編「内偵の王子」だ。
主人公の白熊 楓は、九州の地方事務所
へ赴任した。
(帆立さんは、主人公の名字を“白熊”なんて名にしたのは何故?)
(珍し過ぎる!、前作から思っていたことだけど・・・・)
九州地方事務所、ここには東京の小勝負
務とは正反対の男がいた。
常盤 恭太郞、ひと癖もふた癖もある男
だった。が、仕事はできて、優しい男
だった。
競業事業者同士で話し合い、商品の値段
生産量等を調整するカルテル。
今回は、繊維業界のカルテル。
白熊は、小さい呉服店の案件を受け持っていた。調査が進まず成果なし、案件も小さい。白熊は葛藤していた。
東京にいた時のような、やりがいを求めていた。
繊維業界の案件は、どうやら暴力団が
関わっている!(繊維だからといって、
後ろで糸を引いていたと?)
そして東京の白熊のいたチームが、応援に来て、合同捜査になった。
東京の小勝負、九州の常盤がここで
火花の散る握手を交わす!
(お~っコワ!、確か小勝負は言って
いたっけ・・・変な男に引っかかるなよ)
白熊は引っかかりそう・・・・?
繊維業界の案件が片付き、白熊の未来も
明るい日差しが射して来たように思う。
・・・・帆立さん、第3弾を執く気なんて
ありませんよね。
公正取引委員会ものは、レビューに
苦労しているのです(^^;
この終わり方だと、執けないことはない
と思うのですが、まさかね!
2022、11、12 読了
- 感想投稿日 : 2022年11月13日
- 読了日 : 2022年11月12日
- 本棚登録日 : 2022年11月12日
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