死というものを完全に現象としてとらえた哲学書。
天国も地獄も輪廻転生もない。
ただただ『死』は善か悪か。
死ぬことと生きることはどちらが得か
という命題が繰り広げられる。
人間は死を恐れるが、永遠の生命は求めない。
なぜか。
それは個人それぞれが考えるべきことなのだろう。
本書のコピーに「命を懸けて受けた授業」というようなものが書いてあったが、それはちょっと大げさかな。
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カテゴリ:
学術書
- 感想投稿日 : 2020年8月13日
- 本棚登録日 : 2020年8月13日
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