「読んだり観たりするだけじゃなく批評しようぜ!」と
いう批評へのお誘い本。
私自身が読書をして「面白かった」「いまいち」
「合わなかった」で終わってしまうので
なぜそう思ったのか、を考えるときに「批評」する
ことが必要なんだなと認識しました。
「批評」には「精読」し、「何かひとつ
切り口を見つけること」が必要だということ。
個人的に面白かったのは
・さよならマギー…ヴァージニア・ウルフによる
「家庭の天使」と著者による「内なるマギー」
(=マーガレット・サッチャー)について。
私にはこの2つが半々で心に存在してる気がする。
・キモくて金のないおっさんの文学論…
身も蓋もないタイトルだけど内容には同意せざるを
得ないほど面白かった。
・プリンセスは男のロマン!…そうだったのか!と
衝撃を受けた。
・世紀末の悪女?自己実現のため戦う日論?
ゲイのアイコン?…「サロメ」って色々な解釈が
あるんだなぁ…感心した。
・理想宮か、公共彫刻か?…「アナ雪」見たこと
なかったけど、引きこもって芸術作品作ってたら
引っ張り出されたのか…えぇー…。
多面的に読書ができたら、とても有意義だろうなと
感じました。ただ私にできるかどうかは不明。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月8日
- 読了日 : 2021年1月8日
- 本棚登録日 : 2021年1月8日
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