教養として知っておきたい33の経済理論

著者 :
  • 彩図社 (2020年4月28日発売)
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国税調査官の著者が行動経済学や経済学者の理論など33の経済学の理論をわかりやすく解説した一冊。

返報性の法則や囚人のジレンマなど行動経済学で紹介される理論からアダムスミス、マルクス、ケインズなどの経済学者の経済理論やMMTやビットコインといった新しくできたものまで様々な現在につながる経済学について勉強することができました。
また、ナッジ理論やアイアンガーの商品選択の法則など企業の提供するサービスの中で使われているものがあることも本書で知りました。
そして、経済学者の人となりも知ることもできました。
そんな本書の中でも著名な経済学者は学生時代に経済を専攻していないというのは意外で印象に残りました。

本書で経済理論の知識はもちろんのこと実態とは結びつかない真実も知ることができました。
経済理論と実体経済が結びつかないことも本書で知ることができました。
また現在の経済のシステムの弱みも本書で浮き彫りとなったことも感じました。
本書で学んだ経済の教養を活かして生活や人生に役立てていきたいと感じた一冊でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 経済学
感想投稿日 : 2022年11月6日
読了日 : 2022年11月6日
本棚登録日 : 2022年11月6日

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