ご主人様は山猫姫 (4) 辺境若輩英雄編 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス (2010年3月10日発売)
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本棚登録 : 158
感想 : 7
4

面白かった!

4巻まできて、やっとタルト攻防戦が終わったところなので物語の進みは遅いが、その分キャラクターの描写に筆が割かれていて、登場人物が単なる将棋のコマで終わっていない。
伏龍さんの性格の悪さが大好きですw机上の空論でなく、兵が生きている人間であること前提で戦略が組まれているのが良い。
ミーネ姫は淡い初恋に目覚めたようだし、晴凛もミーネ姫を意識し始めているようだし、さくっとくっつかないのが良い。
魅力ある軍人も集まってきた。シャールとミーネの晴凛奪い合いも楽しい。ハーレムっちゃあハーレムだけど、晴凛の成長している姿が分かるので、意味のないハーレムとは思わない。

帝国中枢までたどり着くもしくは講和するまでかなり巻数がかかりそうだし、独立国になったらなったで大変そうだが、ひとまず10巻は出ているので安心して読みたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2014年2月22日
読了日 : 2014年2月22日
本棚登録日 : 2014年2月22日

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