「泣ける」と評判のファミコンRPG「MOTHER」のノベライズ。原作ゲームは未プレイ。あとがき曰くゲームのシナリオとはかなり違ったものらしい。ヒロイン・アナの視点で進むのだが、男の子2人に対する気持ちが年頃の女の子っぽくて良し。がさつでガキっぽいと思ったり、乙女心は理解できないと感じたり、いつのまにか大人に近づいたと不思議な気持ちになったり。変に擦れてたりしてない。モテ(笑)とかは全くない。
あとがきのゲーマーの気持ちはよく理解できた。大人になってからゲームは一日一時間以上できるようになったけど、時間を無駄にした感が半端ない。
表紙折り返しの作品紹介が懐かしい。ジュヴナイル向け作品が多々紹介されている。ファンタジーやミステリー。小野不由美、宗田理、辻真先、流星香……まだ平成が始まったばかりの頃か。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2011年11月29日
- 読了日 : 2011年11月29日
- 本棚登録日 : 2011年11月29日
みんなの感想をみる