かなり高評価を受けてるし、先輩方や友人にも何度か薦められて、そんなにいいこと書いてあるのかと思い、読んでみました。
はっきり言って、かなり無理な部類です。
終始精神論やし、他の本にも書かれてそうな内容ばっかりやし。
多分、もう一回読み直しますが、過去に成功を収めたおっさんが酒の席で若者に対して語ってるのと、大差ないと思います。
もう、目次の時点で、「あー、これヤバいな・・・」って感じてましたしね。
「魂を磨くことが、この世を生きる意味」「あきらめずやり通せば成功しかありえない」
とかね。
耳障りのいいことは言ってるけど、中身は自分の経験談以外は全て抽象的または宗教的で、オレにはこの人が何を伝えたいのか、全くわからないです。
「人生の結果=考え方×能力×熱意」「ど真剣に生きる」「利他」が一応テーマやったらしいけどね。
いろんな経験をして、いろんな人に会って、いろんなことを乗り越えた人だからこそ言える言葉なんやろなー、と感じる部分もありましたが。
「足るを知る」とかは、元々結構好きな言葉やったんで、この人が使ってるのを読んで、「うげっ・・・」てなりました。かなりこの人のこと嫌いですね、オレwww
物事を一方の側面でしか見ていない感が強いのが、嫌悪感感じる要因かもですね。
まあ、こういう本は自分の考えを主張するものやから、そうならざるを得ないんやろけどさ。
んで、終盤はもう完全に稲盛教やね。
こういう人に騙されて、みんな新興宗教とかにハマっていくんではないか、と本気で怖くなりました。
でもまあ、他の方の評価を見てみても、とても高い評価をされているので、多分オレがひねくれてるだけなんやろねwww
オレはオレの生き方を模索しますわ。
- 感想投稿日 : 2012年1月19日
- 読了日 : 2012年1月18日
- 本棚登録日 : 2011年11月13日
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