ギリシア神話の教科書みたいな本。教科書はそれだけだと読み通すことが非常に難しいということを学んだ。情緒に訴える濃やかな何かがなければほとんど頭には入らないもののようだ。やはり学びには情緒が大事なのだろう。頭に入るということは記憶に残るということ…記憶には感情の動きが必要なのだろう。
わずか210ページ足らずの本なのではあるが、古代ギリシャ語の人名、地名の大海で溺れかける。幸い直前にバッハオーフェンさんの「母権制」、アイスキュロスさん、ソポクレスさん、エウリピデスさんの「ギリシア悲劇」を読んでいたのでなんとか泳ぎ切った感…とても理解できたとは言いがたい。とりあえず古代ギリシアから帰還。この先はヘシオドスさんの「神統記」とホメロスさんの「イリアス」「オデッセイ」を読まなきゃならなくなる。それはさすがに憚られる。
Mahalo
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
神話
- 感想投稿日 : 2014年4月17日
- 読了日 : 2014年4月17日
- 本棚登録日 : 2014年4月7日
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