時効で罪の償いから逃れた男を許すことができるのか。
上を読み終わった時こんな事、あるわけがないと思った。あってはいけないと思った。
だけど下を読み終わった今、もう何が正しいのかわからなくなった。沖野のように…。
白川弁護士が出てきて面白くなってきたと思ったけど、最後の最後に…。
白川も松倉もいやらしい。
だけど、これが白川の弁護士としての正義。
最上はきっと変わらない。もし、過去に戻れたとしてもまた同じことをするだろう。
そこに個人的な感情が入っているのが嫌だった。
だけど、これが最上の検事としての正義。
沖野の正義はなんだろう?
沖野は、検察の汚さを見ては違うと思い、弁護士のえげつなさを見ては違うと思う。
色々思うこともあるけど、好きな作品でした。
映画も観た。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
購入本
- 感想投稿日 : 2018年9月10日
- 読了日 : 2018年8月15日
- 本棚登録日 : 2018年8月15日
みんなの感想をみる