『落下傘学長奮闘記―大学法人化の現場から』(黒木登志夫、2009年、中公新書ラクレ)
国立大学が法人化される直前に岐阜大学の学長になった黒木さんの7年間の学長生活の回顧録。と同時に、日本の高等教育や国立大学法人が抱える問題点を、学長の立場から現実的に論じている点が面白い。
個人的には、競争的資金の配分についての旧帝大と地方国立大の格差の話が一番参考になった。
(2010年12月30日 大学院生)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会科学
- 感想投稿日 : 2010年12月30日
- 読了日 : 2010年12月30日
- 本棚登録日 : 2010年12月30日
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