悪人(上) (朝日文庫 よ 16-1)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2009年11月6日発売)
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深津さんがモントリオール世界映画祭で女優賞を取ったので、原作を読んでみました。
映画『悪人』のHPをみてみると『誰が本当の『悪人』なのか?』ってことらしい。うん。確かに。主人公より憎いキャラはいるね。

でもって、舞台は長崎とか佐賀とか福岡とか、九州の北のほうです。そして主演の妻夫木君は福岡出身。深津さんは大分出身なのね。素の方言が出ているのかな。こりゃー、映画がみてみたい。途中で出てくる呼子のイカのお店。行ったことあるんじゃないの?って感じながら読みきりました。

本を買った時に、この映画の予告編のプロモが流れていて、買った時は何も感じなかったけど、読み終えてから見た時、柄本さんの雨のシーンで泣きそうになってしまった。一応、おいらも娘2人の父親なのでね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文庫本
感想投稿日 : 2020年5月2日
読了日 : 2010年9月30日
本棚登録日 : 2010年9月30日

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