金融システムの未来: 不良債権問題とビッグバン (岩波新書 新赤版 545)

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  • 岩波書店 (1998年2月20日発売)
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p3 金融システムの役割は、家計部門が蓄積した貯蓄を最終的な資金調達部門、つまり日本国内や海外に所在する企業や国、地方自治体などへ効率的に移転し、資金の提供者である家計と資金調達者の双方にとって、
適切なリスクとリターンの関係を実現することである。

p4 不良債権問題の根本的な原因は、
日本の金融システムが持っている根本的な欠陥、具体的には
市場メカニズムの抑制、
有効な競争の欠如、
そして見当違いの金融行政である。

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カテゴリ: 金融
感想投稿日 : 2010年2月12日
本棚登録日 : 2010年2月12日

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