警察小説では珍しい、生活安全課で勤務する女性警察官の話。世間を賑わすような事件でなくても、身近にある個々の問題に真摯に向き合う主人公の姿勢に、考えさせられるものがある。やれることに限界がある中で、自分の無力さを感じながらもあきらめずに前に進もうとする主人公はまさに「名もなき人」である。
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- 感想投稿日 : 2015年12月15日
- 読了日 : 2015年12月15日
- 本棚登録日 : 2015年12月15日
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