こんな虚無感を抱えてまともに生きていくことはできないけど何がしたいのかと自分に問うてもさっぱりわからないのでとりあえず使うあてのない刃を研いでなんとか希望を繋ぐしかないのです、というこの感じがもう、すごい。
主人公にとって原爆は退屈な人生の中での唯一の希望であり、可能性でもあり、それが無くなれば空虚すぎてやってられんという感覚は非常によくわかる。おかげで終始、そうだ!やっちまえ!(俺の代わりに!)と思いながら観ることになった。
最高にかっこよかった。大切な映画になりそう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
★★★★★★(殿堂入り)
- 感想投稿日 : 2011年10月2日
- 読了日 : 2011年10月2日
- 本棚登録日 : 2011年10月2日
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