双生児(下) (ハヤカワ文庫FT)

  • 早川書房 (2015年8月21日発売)
3.79
  • (6)
  • (11)
  • (4)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 87
感想 : 15
3

さあて、下巻でどのようにSF要素を……


いや、どっちかというとミステリじゃないかなあ。


1941年のことに詳しくないし、
ヘスについてもほぼ知らないと言ってもいいくらいだし、
そのあたりの基礎知識があれば、より興味深く読めただろうね。勉強不足だね、僕の。
解説読んで、一晩考えて、やっといろいろ得心がいきましたよ。
そしてちゃんと原題も見ておくべきだった……


今は、

もし戦争が終わっていても米中戦争が起こっていたくらいだから日本が戦争に巻き込まれるなりするのは確実だし、太平洋戦争はなかったかもしれないけれど南方の国々は植民地支配から開放されたんだろうか、

とかそっちのifが頭のなかをぐるぐるしています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(時代物・近代)
感想投稿日 : 2016年2月11日
読了日 : 2016年2月11日
本棚登録日 : 2016年2月11日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする