夢中で読んだ。大企業に中小企業が噛み付き真実を勝ち取る話。上下二段の厚い本だったが、時間を忘れた。勝ち取るまでが長い長い!中小企業の社長に感情移入するも悪代官満載で八方塞がりの現状に胸が締め付けられる。しかし我慢した分、逆転劇には胸が熱くなり読後の爽快感はハンパない。登場人物も沢山だが、大企業の真っ黒な悪役がとても分かりやすいし、そこの社員達との駆け引き、子供の学校でのモンペトラブルや、得意の銀行介入、中小企業の社員の絆、とても良いスパイスになっていて飽きさせない。面白かった!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
池井戸潤
- 感想投稿日 : 2012年5月22日
- 読了日 : 2012年5月22日
- 本棚登録日 : 2012年5月22日
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