2016年1冊目。
すっごい読み応えでもうお腹いっぱい。そんな感じのアンソロジーでした。
久しぶりに小説を書いたという豊島ミホさんがなんかすごかった。そして山本文緒さんの存在感がハンパない。
あとがきの「女として生きてゆく上での底なし沼のような苦悩と、ほんのぽっちりでも確かに輝く北極星のような希望」と言う言葉もすごく印象的で、それぞれが描く苦悩と希望がとても心に響いてきました。
あと、南綾子さんが作中でやたらと自分のことを「売れない作家」と書いてたけど私あなたの作品凄く好きですと伝えたい。そんな気持ちになりました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
アンソロジー
- 感想投稿日 : 2022年2月16日
- 読了日 : 2016年1月4日
- 本棚登録日 : 2022年2月16日
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