文芸あねもね (新潮文庫 や 66-50)

著者 :
  • 新潮社 (2012年2月27日発売)
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本棚登録 : 542
感想 : 80
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2016年1冊目。
すっごい読み応えでもうお腹いっぱい。そんな感じのアンソロジーでした。

久しぶりに小説を書いたという豊島ミホさんがなんかすごかった。そして山本文緒さんの存在感がハンパない。

あとがきの「女として生きてゆく上での底なし沼のような苦悩と、ほんのぽっちりでも確かに輝く北極星のような希望」と言う言葉もすごく印象的で、それぞれが描く苦悩と希望がとても心に響いてきました。

あと、南綾子さんが作中でやたらと自分のことを「売れない作家」と書いてたけど私あなたの作品凄く好きですと伝えたい。そんな気持ちになりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アンソロジー
感想投稿日 : 2022年2月16日
読了日 : 2016年1月4日
本棚登録日 : 2022年2月16日

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