小川さん20代の時の代表作とも言える初短編集。奔放な想像力に圧倒される表題作もいいけれど、何より「漂った男」(星雲賞受賞作)が秀逸。水の惑星に墜落し、「火星の人」どころではない極限状態に置かれたパイロットのサバイバルストーリーが胸を打つ。最後の1行に痺れた。
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カテゴリ:
文学・評論・小説
- 感想投稿日 : 2023年11月10日
- 読了日 : 2023年11月10日
- 本棚登録日 : 2023年11月10日
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