片づけがマイブーム(死語)のさなか、図書館にあったのでふらっと借りた。
内容は一言で言うと「年寄り(オーバー70)の片づけ」。
ビジネスマンや主婦向けと違い、親しい人や家族に先立たれているこの年代の「片づけ」は故人の遺品整理や、自身の人生の仕舞支度も含まれてくる。
別に内容が重いわけではないが…。
片づけ本なので、この本でも当然、片づけが奨励されている。
ただ理由としては効率アップ云々より、
1.残されたものとして思い出に縛られるよりもいらないものは捨てて、残り少ない「今」に集中して生きること。
2.残されるものに迷惑をかけないようにすること(遺産、遺品の相続や分与)
がモチベーションとして挙げられている。
「年を取ればとるほど、体が動きづらくなり片づけにくくなる」とあった。たしかに老人に片づけはけっこう重労働だと思う。
荷物の上げ下げ等の体力的な面はもとより、いる、要らないを判断するためには、集中力が欠かせないがそれも段々…
ためるより捨てる方が圧倒的にしんどい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年12月22日
- 読了日 : 2013年5月24日
- 本棚登録日 : 2018年12月22日
みんなの感想をみる