日本の初期サイバーパンク小説としてSFマガジン2014.11月号に紹介されていたので手に取る。サイバーパンクといえば、ニューロマンサーのイメージしかなかったので、寓話的というか、イメージ主体の本作は意外だった。
あと、手にとった理由は女性の作家だったから。偏見かもしれないが、ロボットや宇宙が多くを占めるSFは男性が多いというイメージがあってそこの女流作家というだけで、興味がわいた。
ファンタジーで包まれている割には、よく考えるとぞっとするような話もあり(惑星で一人暮らす老人のもとにある日、宇宙を漂う親子の鳥やって来る。仲良く暮らす3人だったが、最終的には老人はその親子の体内で溶けてしまう)そのあたりの情緒がほかと違う印象。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年12月22日
- 読了日 : 2014年12月12日
- 本棚登録日 : 2018年12月22日
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