母親が、16年前に大学生の息子を亡くした死に疑問を持ちながら、息子の親友の柿沼夫婦の所へ、その真相を知りたくて、秘かに乗り込む。
そして、その夫婦の夫と不倫関係の20歳の美津と、謎の朝鮮白磁の皿を、ある拍子に見つけた若き大学講師の薄井宏之。
柿沼の妻の陶芸家の父 羽田豪太郎が、その白磁の皿の鑑定へと・・・・
なぜ、作者高樹のぶ子氏は、羽田豪太郎だけをウダゴウと、最後まで、書き続けたのだろう?
父親、陶芸家として羽田と 骨董のトレーダーと取引や政治的背景の人物としてウダコウと、したのか?
しかしミステリーとして、悪役も居ないし、罰して欲しいと願う者も居ない。
そして、恋愛小説と言っても、不倫問題だっただけで、恋愛小説とミステリーが、融合している小説とはいいがたいのでは・・・・・と、????マークが、頭に浮かぶ小説であった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年8月18日
- 読了日 : 2019年8月18日
- 本棚登録日 : 2019年8月18日
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