歌舞伎はじめて案内手帖

著者 :
  • 二見書房 (2019年9月10日発売)
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本棚登録 : 55
感想 : 5

この間、歌舞伎に関する本を読んだばかりなのだか、そう、こんな本が、無かった!
歌舞伎をアメリカにいるいとこに、説明が、出来ない!
歌舞伎の舞台の話は、するのだけど…
何処で、いつ、チケットの取り方は…なんて…そして、マナーについても!
食事に関する事も!お約束ごとも!
初歩が、出来ないと、先に進めないのと同様に、歌舞伎を見たいと思っても、足が、歌舞伎座に向かない。

もう遠い昔 私が幼稚園時代、父の上司の越後正一氏のお誘いで、母と歌舞伎にいったのが初めての体験であったが、何もわからず、面白さもわからなかった。
あれから数年前経っても、日本文化の良さが、理解しづらかったが、子供が、誕生した時は、『道』が、つく日本文化を習わしたいと思って育てた。
剣道、武道、茶道、華道、… 
子育ては、とっくに終わった私。
そんな中娯楽でありながら、日本の風俗、歴史、季節感、独特の言葉表現の歌舞伎に、最近興味が、沸いて来た!
先日読んだ「朱に交われば」だったかも、日本独特の色の豊富さ。
そして役者の屋号に、着物柄まで、それぞれの芸風も違い、面白さが増す。
江戸時代には、武士しか苗字帯刀できなかったから、商人と同じように屋号が、用いられたから、上演中、掛け声は、屋号なのだと!
私の古き役者さん達は、次から次へと名前が、変わって来て、少し戸惑いが、感じられるけど、歌舞伎座の方へ足を伸ばしたいと思っている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年12月27日
読了日 : 2022年12月27日
本棚登録日 : 2022年12月27日

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