初めて読む作者 篠綾子氏の本である。
女性時代小説が、好きであるので手にした本である。 江戸のお菓子屋で、主人公なつめ。
茶道を習っていたので、お正月の花びら餅が、出て来たりして、読み進むのだが、もう一つ、話の展開が、面白くない。
兄慶一郎が、京の生家で、起きた火事とその時の父母の死の内容も、もう一つ納得できない話。
慶一郎の父も、自分の息子を信用していなかったと言うのも、残念だし、息子の不始末を、家族一連で、死を持って償うやり方もおかしい。
武士として、お家の存続は、何を置いても、必須なのだから。
簡単に腹切りで、償いをさすのは、……?
読んでいて、初めて読んだけど:これが、完結編であることに気がつかず読んでいた。
もう少し、なつめの菓子への情熱や店の候補などや他の菓子職人の繋がりが、分かりにくかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月25日
- 読了日 : 2023年9月24日
- 本棚登録日 : 2023年9月24日
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