勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方

著者 :
  • 日本評論社 (2013年8月21日発売)
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感想 : 84
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学校教育の最上位の目的は自由の相互承認の感度を高めること。
そのために学校として何ができるのか示唆に富んだ本だった。

自由の相互承認というとちょっと難しいが
幸せとか、なりたい自分になるとか、そんなことだと思う。

学校としての制度の限界もあるが、
今、自分にできる、アプローチできることは何かを考える。
現状に満足せずに、現状を問い直す。
このスタンスが大切だと思った。

例えば、自由進度の学習や、探求型の学習は
取り組めること。
ただ自分が良い、惹かれた、から
取り組むのではなく、なぜ取り組むのか。
そこを自分が納得していることが大切だと思う。

上滑りの言葉でなく、腹落ちした自分の言葉で
語ることは必ず聞いてる人には伝わるものだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年11月28日
読了日 : 2021年11月28日
本棚登録日 : 2021年11月24日

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