現代政治学入門 (講談社学術文庫)

  • 講談社 (2003年7月11日発売)
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感想 : 28

B.クリック『現代政治学入門』。三人寄れば、多数・少数に分かれ、政治が始まる。私は、これを読んで、考えが少し整理された。同時に、この問題の持ち方は、多くの人が共有出来たらよりよい社会になるなとも。本書は、コンパクトに、分かりやすい言葉を用いて政治と政治学が何を対象とし、どのように改善していくのかを纏めている。マイケル・サンデル『ハーバード白熱教室』や、ジョン・ロールズ『正義論』の復刊など政治哲学が、一部で盛り上がりをみせる現在、まずはこの小著のような書物から入るのが良いと思う。どのような思想を取るにしろ、自分に引き付けて考えやすくなるから。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2010年12月2日
読了日 : 2010年12月2日
本棚登録日 : 2010年12月2日

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