【2020年度 読書ラリー1位の受賞者さん】
建築の手法・素材の特徴を楽器に例えている点や、
安藤忠雄さんの住吉や伊藤豊雄さんの中野本町は
雑音を取り除いているのに対して、
隈研吾さんが目指しているのは雑音を受け入れるという、
前者に対してのアンチテーゼというスタンスをとっていた点が
とても印象的でした。
両者は一世代違うので社会の流れも異なり、
逆の立場をとるのは自然だと思いました。
現代はより雑音が多く、多様化していく中でどのように受け入れるか、
スタンスがどう変化していくのか興味深いと感じる共に、
これからの時代を設計していく自分の思想をどのように構築していくのか
考えるきっかけになる本でした。
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カテゴリ:
100冊達成者イチオシ本☆
- 感想投稿日 : 2021年11月25日
- 本棚登録日 : 2021年11月25日
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