私の好きなアーティストがマインドマップを活用しているそうなので、マインドマップについて知りたくて読みました。
簡単に説明すると、
中央に主題を描き、そこからブランチと呼ばれる副題を描く。そこからさらにブランチを伸ばして派生していくキーワードを広げる、というものです。
中央が「読書」なら、「良いところ」「場所」「費用」「入手手段」などのブランチが伸び、それぞれからさらに「良いところ」のブランチからは「楽しい」「勉強になる」「友達」、「場所」からは「図書館」「自宅」「電車内」といった具合に、中央の主題に対して想起されるイメージを細分化していく感じです。
この方法は著者トニー・ブザン氏が開発したもので、箇条書きにする従来のノートの取り方では出来ない「創造性」が発揮されやすいのだとか。彼はスケジュールもプロジェクトの草案も、論文発表も、と色々なところでマインドマップを活用しているようです。
実際に書いてみましたが、これがなかなか難しい。言葉は浮かぶんだけれど、上下左右のバランスを取ったり、美しく作ろうとすればするほどなかなか筆が進まなくなります。
結構、向き不向きがあるものかもしれません。
でも、書いている時は夢中になれますし、楽しいです。
途中でカラフルなマインドマップの例がいくつも掲載されていますので、興味のある方は一読してみると良いと思います。
あとは練習次第、活用次第、という感じですね。
極めることができたら、一覧性のある壮大なプロットとか書けそうです。
読書状況:読み終わった
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レビュー済
- 感想投稿日 : 2021年12月11日
- 読了日 : 2021年12月11日
- 本棚登録日 : 2021年10月26日
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