節電社会のつくり方 スマートパワーが日本を救う! (角川oneテーマ21 C 204)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年6月10日発売)
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感想 : 11
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今のエネルギーの需給の問題やスマートグリッドについてとてもわかりやすく解説されている本です。もともと、著者は地域通貨を提唱されていた方という印象だったので、どうしてこのような本を書かれたのかなぁと思っていましたが、「エコポイント」という手法での国民的活動を提唱されているところで、納得。経済価値とそれ以外の価値(環境に良いという価値)を通常の貨幣とは違う媒体で交換・循環させる、ということなのかな、と思います。
惜しむらくは本のタイトル。
「節電」というコトバの概念が狭いので、この本が扱う世界の幅広さと合っていない気がします。流行りのコトバで「耳目を集める」というやりかたも、善し悪しだと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 読書
感想投稿日 : 2011年7月6日
読了日 : 2011年7月6日
本棚登録日 : 2011年7月6日

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