寿桂尼、大河で女大名直虎の時はあまり知らなかった
本書の「おんな家長」とは男性家長との対比で家妻と
言う意味(家の主婦権)と別に代行の意味で「おんな
家長」と称する
寿桂尼の役割は、当主(=息子)の妾を含む「奥」の
統括、子供たちの処遇の差配、台所の管轄、近親一族
の菩提の弔い、他大名との外交での内意の伝達
但し、家長としての決裁も男性家長が保証するまでの
一時的なツナギという制限があるようと著者は言う
この数年で歴史の中の女性が主役を務めるのが当たり
前という感覚になってきたので、本書ではまだガラス
の天井があると知り新鮮だった
奈良・平安時代で女子が政府高官でもあると分かった
時の驚きに近い・・・まだまだ難しい(´・ω・`)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2021年11月21日
- 読了日 : 2021年11月21日
- 本棚登録日 : 2021年11月21日
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