先崎さんのことは「三月のライオン」のコラムで知った。
うつ病なんて、現代人としてある程度わかってるつもりだったけど、彼の書く死にたさ、何もできなさは想像を超えてた。それと、これは彼特有だと思うけど将棋を指すこと、生きることへのものすごい執着。これまで築いてきた人脈と自負。周囲の人の感謝にあふれていて(たまに恨み節も見えるけど)、じっと寝ているだけなのにとても熱い本だった。
個人的には自分も某KO病院に1か月ほど入院したことがあったので、散歩のシーンは懐かしさも覚えた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2021年7月20日
- 読了日 : 2021年7月20日
- 本棚登録日 : 2021年7月20日
みんなの感想をみる