黄海での海戦など海上では得点を重ねつつあったが、戦略の焦点となった旅順口の要塞への陸からの第三軍の攻撃はつまずいた。が、その間、北方の遼陽でロシヤ軍の勢力が急速に増強されてきたため第一軍、第二軍は兵や弾薬などの不速を補う間もなく北への進撃を開始した。開戦直後から、早くも日本軍首脳部の苦悩は深まった。
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カテゴリ:
歴史小説 日本
- 感想投稿日 : 2012年6月7日
- 読了日 : 2008年8月4日
- 本棚登録日 : 2008年8月4日
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