人間の性的特徴が生物全体で見た時にいかに異常であるかを述べ、それが自然淘汰により最適化されたものであることを説明している。特に女性の排卵が男性に隠蔽され、自身にも把握出来無いのが、配偶システムの中で生じる駆け引きによるとするのが興味深かった。また両性間に於ける遺伝的利益にとって最善な行動が一致しないのを明確に認識させられたのも面白かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文化人類学
- 感想投稿日 : 2017年7月3日
- 読了日 : 2017年7月4日
- 本棚登録日 : 2017年7月3日
みんなの感想をみる