○パクリ合戦
○オタクのもつ三つの眼
1「粋」の眼
→日本文化の「見立て」と特撮、
世界(戦隊者は5人!というルール)と
趣向(その戦隊は虫をモチーフにしている、などの独自性)、
2「匠」の眼
→合成の大変さ、それを見る楽しみ、ハリウッドのシナリオ学
3「通」の眼→少年漫画の売り上げ合戦、手塚治虫と宮崎駿
○(西洋)メインカルチャー→カウンターカルチャー→サブカルチャー
○(日本)西洋から輸入→さるまねのサブカルチャー←(対立)→オタク文化
→オタク文化は日本文化の発展だ!
1996年に書かれた評論読み物。
わかりやすい図式と、けっこう優しい目線。
この図式やハリウッドと日本の対立などは、読み物として面白かった。
自分のオタクとしての立ち位置がわかる、というのが嬉しいところ。
エヴァOPをコマ送りしていたのは私だけではあるまい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトエッセイなど
- 感想投稿日 : 2016年7月13日
- 読了日 : 2016年7月15日
- 本棚登録日 : 2016年7月13日
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