沖縄と私と娼婦 (ちくま文庫 さ 50-1)

著者 :
  • 筑摩書房 (2019年5月9日発売)
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感想 : 7
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60年代末、本土復帰直前の沖縄で書かれたルポ。特飲街の後ろ暗さ、そこに生きる女性の暮らし、米兵と沖縄の人々との関係の描写がどれも臭うくらいに生々しい。
2018年に出た藤井誠二『沖縄アンダーグラウンド』を併せて読むと、特飲街の衰退はあれど、基地や貧困の問題は変わっていないことがわかる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 沖縄
感想投稿日 : 2020年6月7日
読了日 : 2020年4月26日
本棚登録日 : 2020年6月7日

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