60年代末、本土復帰直前の沖縄で書かれたルポ。特飲街の後ろ暗さ、そこに生きる女性の暮らし、米兵と沖縄の人々との関係の描写がどれも臭うくらいに生々しい。
2018年に出た藤井誠二『沖縄アンダーグラウンド』を併せて読むと、特飲街の衰退はあれど、基地や貧困の問題は変わっていないことがわかる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
沖縄
- 感想投稿日 : 2020年6月7日
- 読了日 : 2020年4月26日
- 本棚登録日 : 2020年6月7日
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