美味しいパリのご飯の本だと思って買ったら、パリで生活してご飯を食べている人達の話で騙された、と少し読んで何年も放置していた。いつもなら軽く内容を確かめてから買うのに、その時の自分は凄く疲れていたらしい。パリで生活していけるだけのパワーがある人にも妬みしか感じられない時期だった。
久しぶりに読み始めたら、今度は受け入れる事が出来た。登場人物達も必ずしもパワーに溢れた、というわけじゃないのに気がついたから。
登場人物には、私が放置している間に亡くなった人もいる。きっと今は違う仕事をしている人もいるだろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年9月6日
- 読了日 : 2021年9月5日
- 本棚登録日 : 2021年9月5日
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