巨デブな体と華奢な心を持った女の子、たまみ。
美しく、けれど娘にまったくもって無関心な母親と築いた歪んだ家庭が彼女の今までを作ってきた。
彼女は20歳前後の女の子らしく、巨デブな自分を卑下して、傷付きたくないと怯えて、大きな身体を縮こめて生きているのだけれど…。
何がいいって、在り来たりな話のように、たまみが痩せて幸せを目指す訳ではないってこと。
そしてこんなネタバレどうでもいいよ!
ってぐらいの感動と笑いが、ジェットコースターのように駆け巡っていく。
デブだけでなく、世の中のマイノリティ全てに通じるんだろなと思ったお話。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年3月13日
- 読了日 : 2016年3月13日
- 本棚登録日 : 2016年3月13日
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