少年の名はジルベール (小学館文庫 た 37-1)

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  • 小学館 (2019年11月6日発売)
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感想 : 30
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萩尾望都の「一度きりの大泉の話」を読んで竹宮恵子側も読まねばと思い読んでみたが、ただの自伝だったのでがっかりした。「風と木の詩」をいかにして発表したかの話であるが、それほど大した作品かとちょっとしらけてしまった、特にバッドエンドにしたのは自ら少年愛を否定したかの様だった。少女漫画革命と何度も言っているが、今も少女漫画は恋愛ものばかり、そのせいで映画までクソ映画の連続だ。それに少女漫画に変革をもたらしたのは萩尾望都、山岸凉子、大島弓子だ、竹宮恵子はそこからは外れる。まあ石ノ森章太郎を師事したのが間違いの元だろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年6月19日
読了日 : 2022年6月19日
本棚登録日 : 2022年6月19日

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