なんと12ヶ月に渡りひと月1冊出版すると言う著者の無謀な計画が遂行中とのこと、周りの作家は読者を奪われさぞ迷惑だろうとは思うが、本作の発想もぶっ飛んでいた、廃駅オタクの生活保護支援課の職員小日向が、銀座線萬世橋駅に隠れ住む原発被害者を支援すると言う話、そこに殺人事件が絡み物語はとんでもない方向に。相変わらず警察組織の公安と刑事の対立が描かれているが、国家権力の元に動く公安は不気味でこう言う組織が活躍する日本は危ないと思う。しかし本作ではマスコミはほとんど登場せず余程頼りにならない存在とされているようだ。
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- 感想投稿日 : 2020年4月2日
- 読了日 : 2020年4月2日
- 本棚登録日 : 2020年4月2日
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