著者は毎月出版を目指している最中であるが、今回の作はズバリ週刊文春に対するものであったようだ。現在の週刊誌をクソ味噌に貶しており、これは文春に対する警告の書のようでもある。事件の方は大したトリックもなく、中国留学生による犯罪といったものであり、これも現代への警鐘でもあるのか。ただ事件の解決が心地よい結末であったのは救いであった。
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- 感想投稿日 : 2020年7月1日
- 読了日 : 2020年7月1日
- 本棚登録日 : 2020年7月1日
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