シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と青の公爵 (角川ビーンズ文庫 73-2)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年8月31日発売)
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感想 : 76
4

ジョナスの人でなし度が上がってない……?
っていうか、腐れ縁なんですね。

シュガーアップル・フェアリーテイルの第二弾。
銀砂糖師にはなれなかったアンは、いまだジリ貧、いえ清貧生活真っ只中。
救いは、旅を共にしてくれるシャルとミスリルがいること。
銀砂糖子爵のヒューに才能を買われ、彼の城で修行を持ちかけられるも
それはなんか違う、とお断り。
そんな折、王都近郊のフィラックス領を治めるアルバーン公が
彼の望みどおりの砂糖菓子を作った者に
多額の報奨金を出すと聞いたアンは、フィラックスへ向かうのでした。

ティーンズ文庫ということもあって
全体的にソフトな印象で、そんなに酷いことも起きないよねと、ある意味安心して読めました。
おそらく、直前に読んだのが十二国記で
血なまぐさいものだったせいでしょうね。

しかし、ティーンズ文庫と侮ることなかれ。
また夜ふかしして読み切ってしまいました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年9月6日
読了日 : 2022年9月6日
本棚登録日 : 2022年9月6日

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