シュガーアップル・フェアリーテイル銀砂糖師と緑の工房 (角川ビ-ンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年3月31日発売)
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本棚登録 : 545
感想 : 58
4

なんだか、クセになりますね。
一気に読んでしまいました。

真っ直ぐな気質のアン。
前作で無事に銀砂糖師になり、
通常であればここからキャリアアップの一年に努めるべきところですが、
自分だけの力で銀砂糖師になれたわけではないと
シャルを追い、彼を自由の身にもどすべく、
斜陽のペイジ派本工房へ職人頭として赴くことに。

あんなことやこんなことがあって
シャルを返してほしくば傾いたウチをなんとかしてよ
って、大の大人が。
まぁ、シャルは自由の身に戻れたわけですが
この一冊のボリュームで何もかも丸く収まってしまうと
どうしてもご都合主義が出てくるんでしょうね。
工房長の娘ブリジットがこじらせたまま、次巻へ。

なんだかんだ言いましたけど
読みやすいし、お話自体も好きです。
返却期限を待たずお返しし、
続きをまた図書館で借りてきました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年9月10日
読了日 : 2022年9月10日
本棚登録日 : 2022年9月7日

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