魔女の宅急便 (福音館創作童話シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店 (1985年1月25日発売)
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本棚登録 : 2216
感想 : 253
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ジブリの映画で有名なこのお話も、原作があったなんて、書店で文庫が発売されているのを見るまで知らなくて。
さっそく、図書館で借りてきた。
文庫の表紙絵は落ち着いた雰囲気で好きな感じなのだけれど、買うばかりじゃ破産しちゃうので(;△;)

『13歳の満月の夜、魔女は生まれ育った町を離れ、他の魔女のいない村や町を探して住み、独り立ちしなくてはならない。』
その掟に従って、キキは見守ってくれた町の人にお別れを告げ、コリコという海辺の大きな街に辿りついた。
魔女をお話の中でしか知らない街の人たちはどこかよそよそしく、心が折れてしまいそうになってしまうキキだったけれど、しおしおになりながらふと通りかかったパン屋の前で、運命的な出会いをする──。

魔法らしい魔法といえば箒で飛ぶことしかできないキキが選んだ仕事は「宅急便」
今作では、独り立ちを始めてまるっと1年。
さまざまな仕事を通して、少しずつ成長していくキキが、初めて里帰りする日までを描いている。

児童文学だけあって、やさしくてきれいなことば。
ぜひ叶うなら(少しだけでも良いので)朗読をおすすめします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本・児童書
感想投稿日 : 2013年7月3日
読了日 : 2013年7月3日
本棚登録日 : 2013年7月3日

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