普通の人が一生に一度経験するかしないかのレベルの出来事を、藤田晋氏と堀江貴文氏は数えきれないくらい経験している。20代の頃からほぼ毎日。お2人のエピソードを伺っていると「心を鍛える」とはすなわち「冷静に鈍感になる」ことのように思える。「以前にも似た体験があった」「あの経験に比べれば」といった感覚でプレッシャーやストレスを巧みにコントロールしているように思う。しかし、心が死んでいるのではなく、お2人とも人の裏切りに傷つき、子どものように無邪気に喜び、「心の強さ」とともに感情の起伏が豊かだからこそ周りの人々から愛され支持されるのであろう。藤田氏の「キレたら終わり」というコメントは物凄く共感&反省。「2人に比べれば自分のピンチなんてまだまだ」、そう思える一冊。悩んでいる方にはぜひ読んでいただきたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス/政治経済
- 感想投稿日 : 2022年7月26日
- 読了日 : 2022年7月26日
- 本棚登録日 : 2022年7月19日
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