O.ヘンリはアメリカを代表する作家であり彼の作品は未読でも間接的にオマージュORインスパイアされた作品には触れたことがあるのではないだろうか?かく言う私もO.ヘンリ作品は初めてながら冒頭の『警官と賛美歌』から「この元ネタか!」と嬉しい発見。どの作品も独創的なストーリーとシニカルなユーモアを持ち、作品によってはハートフルな暖かみを持つ。何か近い感覚を感じたことがあると思ったら「落語」だ。そう、O.ヘンリはアメリカにとっての落語なのだ。
どの作品も珠玉ではあるが個人的には『ハーグレイブズの一人二役』がお気に入りだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2019年7月16日
- 読了日 : 2019年7月16日
- 本棚登録日 : 2019年7月12日
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