だらしない人ほどうまくいく

  • 文藝春秋 (2007年9月1日発売)
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本棚登録 : 75
感想 : 10
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キッチリを維持するには、時間とコストがかかる。

なるほど!!
例えば、
「仕事の効率を高めるには机の上を整とんすること」などと言われますが、極端な話、机の上や引き出しの中がグチャグチャでも、何がどこにあるのかが把握できている人にとっては、整理整頓をする時間の方がムダ、ということになります。

通読してみて思ったのは、「きっちり系」だろうが「だらしな系」だろうが、自分の性分に合う方法で物事を進めるのが一番なのではないか、ということです。

きっちり系の人に、この本を薦めても多分しっくりこないでしょうね。私は明らかに「だらしな系」なので、合点がいくことがたくさん書かれていました。

だらしなくてもいいよね、安心した! 

というのが感想です。だらしなさを取り入れるメリットに目を向けた内容が安心感を生むのでしょう。

人間の脳は、だらしな系の世界で機能するそうです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 「なるほど」を見つけた本
感想投稿日 : 2021年1月21日
読了日 : 2020年12月20日
本棚登録日 : 2021年1月21日

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