シリーズ7巻。
リリアーネの才能が世間に知れる事となって、リリアーネはマスコミ(パパラッチ)につけまわされる日々となる。そしてついに、誘拐されてしまうのだ!
隣の天才少年イザヤと愛犬ボンサイ、猫のシュミット伯爵夫人も一緒に、森の中ので閉じ込められ、熱帯の果物などを生長させるように命令される。しかし、リリアーネの気分が良くないと植物は育たない。ボンサイやシュミット伯爵夫人を人質(動物質?)に取られ、リリアーネとイザヤはピンチを切り抜けられるのか!?
もちろん二人と2匹は、動物たちの力を借りて逃げ出すことができた。
その時に出会った、はぐれオオカミとも友達になり、オオカミが群れで住んでいる森に連れて行って、仲間になるのを見届ける。欧米では野生動物は野生に帰し、慎重に検討して、もとの自然の生態系を取り戻すような活動をする団体も出てきている。
昔話では悪役のオオカミだが、本当に怖いのは人間。
でも、なんとかできるのも人間。(・・・のはず)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
外国児童文学
- 感想投稿日 : 2012年8月22日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年8月22日
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