おばあちゃんの引っ越しの手伝いに両親が1週間も家をあけることになった。3年生のマキシは、まだおむつのとれない弟レオンと一緒に、一人暮らしをしている大学生のトミーお兄ちゃんのアパートに行くことになりました。「1週間だけ」の兄弟3人だけの生活。
パパとママが離れて過ごすなんてはじめてだから寂しいけど、私たちと離れて暮らすことが寂しいのはパパとママだって同じ!私ががんばらなきゃ!とマキシは思います。
そして、お兄ちゃんは私たちが行く事を楽しみにしてくれている(はず)だもん!準備は自分でやらなくちゃ!
でも、お兄ちゃんとの生活は、マキシの思っていたのとはちょっと違いました。お兄ちゃんはマキシたちがどんな風に生活していたかなんて知らないのだから。
レオンは初めてたくさんしゃべったり、トイレでウンチできたり。はじめてコインランドリーに行ったり、大学で講義も受けたり、お兄ちゃんの友達や教授に親切にしてもらったり。
なかよし3兄弟の、ほのぼの・てんやわんやな1週間の成長物語。
ドイツの大人たちが、小さい子たちをあたたかい目で見守って、助けてあげている姿がすごくいい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
外国児童文学
- 感想投稿日 : 2017年11月4日
- 読了日 : 2017年11月4日
- 本棚登録日 : 2017年11月3日
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