本書で扱っているのは医療データであるが、考え方は他のデータにも適用できるものとなっている。リスクの考え方、攻撃者がどこを見るか、匿名化しても特定可能となってしまう場合などが具体的に書かれていて、個人情報保護の必要なシステムに携わるエンジニアは読んでおくべきだろう。また、ソフトやコードの使い方ではなく、匿名化やそれに伴うリスクの考え方そのものを扱っているため、エンジニアでなくとも読めるし、読むべきであると思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
情報
- 感想投稿日 : 2019年10月31日
- 読了日 : 2019年10月27日
- 本棚登録日 : 2019年10月31日
みんなの感想をみる