地図にも載っていない人里離れた奥地で、政府は密かに、悪魔の遺伝子を持つ男女を軟禁し、悪魔を育てる牧場として管理している。ここで生まれた男は15歳で“悪魔を発症”するが、ほとんどの場合が“できそこない”として殺される。ある日、「自分の運命は自分で決める」と、少年6人が女や子供を連れ、この牧場から逃げ出した!自分の悪魔化を止めることのできない少年たちが、最後にとった行動とは(amazonより抜粋)
山田さんの文章力がちょっとずつあがっているように思いますが、時々感じる説明口調や安っぽい台詞の多さには相変わらずの残念さがあるのは変わりません。
物語なのにいきなりの説明文が残念。
それがあいかわらずです。
いや、むしろこれが山田ワールドなのか。
それでも!
そうはいっても山田さん、これでも成長していると思います。
大御所の文豪とか賞レースには絶対敵わないとはいえますがそれでも普通に読めるようにはなってきたように思います。
ゲーム化や映画化にはむいている内容だなぁとは思いますが、一つの本としてはやっぱりまだまだです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2013年に読んだ小説
- 感想投稿日 : 2013年5月4日
- 読了日 : 2013年5月5日
- 本棚登録日 : 2013年5月4日
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